2016年11月に新Airlock WAFバージョン6.1がスイスのメーカーよりリリースされました。
ステージングプロセスにおいて、設定管理を強化
各IT環境の違う設定の管理をより楽にする新機能:
- 設定の各属性をロックする機能
- バンドルされた設定を一括したファイルとしてインポート・エクスポートする機能
- 各設定を比較し、差異の有無を簡単に検出する機能
ステージングのプロセスに関するITの変更は多数IT環境がある場合(開発環境、テスト環境、本番環境等)、違いがわずかだけの設定を多数管理することが必要になります。
それは複雑なIT環境で簡単な業務ではありません。Airlockはこういうプロセスで発生する管理者の業務をサポートします。
マルウェアと詐欺に対する保護ソリューションIBM Trusteer Pinpoint サービスをサポート
IBM Trusteer Pinpoint は、マルウェアに感染したデバイスを的確に検出し、脅威の性質と潜在的なリスクの両方を判別するソリューションです。マルウェアに感染したデバイスを利用すると、ウェブサイト側はアラートを受け取り、生じ得る不正行為を防ぐためのアクションを取ることができます。
Airlock WAFはそのIBMソリューションをWAF追加モジュールとしてインテグレートし、IBMクラウドとの情報連携をします。
結果としで、Airlock WAFを使用するアプリケーションはTrusteerのインテグレーションのための必要なプロジェクト時間を削減してIBM Trusteer Pinpointソリューションを利用できます。
ICAPのフェイルオーバーとロードバランシングを強化
Airlock WAFのICAPインタフェースを利用しながら第三者の標準サービス(ウイルススキャナー、共同閲覧、セッションアーカイブ、詐欺に対する保護等)をインテグレートすることは簡単です。
ICAPインタフェースを利用するアプリケーションの普及において、Airlock WAFのICAP機能のサポートを強化します。
モバイルアプリケーションのREST APIのサポートを強化
クッキーを利用しないモバイルアプリケーションのセッションハンドリングは極めて難しいです。
新トークのサポート又はJSONのフィルタリング機能において、モバイル・アプリケーションのREST APIのパラメーターを保護します。